短期のトレンドをとらえる指標と長期のトレンドをとらえる指標、トレンド相場に向いた指標とレンジ相場に向いた指標、など様々な組み合わせを用いることにより、互いの弱点を補いあって総合的に相場の方向性をとらえることができます。
バイナリーウェーブはそうした考え方をもとに、複数のテクニカル指標が示す方向性を足し合わせたオシレーターです。
テクニカル指標の組み合わせは自由自在!
オリジナルのバイナリーウェーブはMACD、ストキャスティクス、モメンタム、移動平均の4種類を組み合わせたものでした。
組み合わせるテクニカル指標の種類や数には決まりがないため、さまざまなバリエーションが作られました。私のサイトでも4種バージョンと7種バージョンを公開しています。
Custom BWaveではバイナリーウェーブの考えを推し進め、ユーザーがテクニカル指標を自在に組わせることができるようになっています。
トレンド相場向きの指標を多めにする、短期の指標を重視してトレンドに素早く追従するようにする、など様々なコンセプトを実現することができます。いろいろと試行錯誤して、ぜひ自分好みの組み合わせを見つけてみてください。
使用可能なテクニカル指標は40種類以上!
詳しくは「テクニカル指標リファレンス」ページをご覧ください。
ゼロラインを境に上昇、下落を判断
バイナリーウェーブの値は、それぞれのテクニカル指標が示す方向を単純に足し合わせた値となっています。例えば4種類の組み合わせのうち3種が上昇(+1)、1種が下落(-1)を示している場合は、3から1を引いて値は2になります。
このため、値が0を超えたら上昇を示すテクニカル指標が多数派になったことを、0を下回ったら下落が多数派になったことを意味しています。
基本的なトレード法は、ゼロラインを境に上昇・下落を判断することです。一般的なオシレーターと同様に、買われすぎ・売られすぎを判断する指標として用いて逆張りを仕掛けるのもいいでしょう。
ダマシを減らすために平滑化することもできます。上図では期間5で平滑化することにより、いくつかのダマシを回避しています。
使い方
キーボードの「W」のキーを押すと設定画面が現れます。- テクニカルをプルダウンメニューから選択
- 名前(Name)を入力し、必要に応じてパラメーターを変更
- 保存(Save)を押し、時間足を切り替えると設定反映
テクニカル指標のパラメーター設定については「テクニカル指標リファレンス」ページをご覧ください。
パラメーター
SmoothingPeriodを2以上に設定すると平滑化することができます。NotificationTypeを設定することで、ゼロラインのクロスを通知することができます。
パラメーター名 | デフォルト値 | 説明 |
---|---|---|
SmoothingPeriod | 1 | 平滑化の期間 |
SmoothingMethod | SMA | 平滑化の種類 |
Language | English | 言語 |
TechConfFile | テクニカル設定ファイル | |
DialogKey | W | 設定画面を表示させるキー |
NotificationType | None | 通知タイプ |
ダウンロード
カスタマイズ自在のバイナリーウェーブ、Custom BWave 最新バージョン: Ver 1.00 (2017.11.19) GogoJungleからダウンロード Custom BWave.ex4 |
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