2015年7月22日水曜日

MT4インジケーター: 執拗にトレンドを追いかける、Trend Maniac

今回紹介するのは、どこまでも執拗にトレンドを追いかける、大変マニアックなインジケーターです。その名もTrend Maniac。

どれくらいマニアックなのかは言葉ではなかなか伝わらないかと思いますので、トレンドマニアを自負する方はぜひ一度お試しください。

連撃でポジションを積み上げ、利がのった瞬間を狩り取る


Trend Maniacは、チャート上に表示される5本のライン(エントリー用)と、サブウィンドウ等に表示される9種の矢印(利食い用)で構成されています。

チャート上の5本のラインは入れ替わり立ち代わりで売買シグナルを発し、怒涛の連撃を繰り出します。増し玉!増し玉!!増し玉っ!!!

徐々に追い詰められていくトレンドの命のカウントダウンをするかのごとく、9つの矢印がひとつまたひとつと灯っていきます。トレンドが散り際に一段の輝きを放ったところを、すかさず利食いします。

「緻密なポジションコントロールを行いつつ、矢印が一方向に揃って点灯するまでポジションを引っ張る」というのが、このインジケーターの戦術です。

ラインだけ表示したり、矢印だけ表示したりすることも可能です。また矢印の表示位置は、チャート上部/下部、サブウィンドウ右側から選ぶことができます。

5本のラインが追撃を重ねる


チャート上に表示されるのは、5本のテクニカル。華麗なチームプレイで追撃を重ね、トレンドを徹底的に追い詰めます。
  1. 先鋒: Displaced Moving Average (DMA)
  2. 次鋒: パラボリックSAR
  3. 中堅: 転換線
  4. 副将: 基準線
  5. 大将: SuperTrend
相場によって多少の差はありますが、基本的に上にあるテクニカルほど、トレンドに素早く追従します。上昇と下降で色が変わるようになっているため、視覚的に分かりやすくなっています。

それぞれのテクニカル指標の使い方に特別なところはありません。ローソク足とライン、もしくはライン同士のゴールデンクロス/デッドクロス、ラインへ引き付けて押し目を作ったところ、などがシグナルとなります。

ラインが5本もあるため、売買シグナルが多く発生します。そのたびに増し玉をしたり一部を利食ったりしながら、徐々にポジションを膨らませていきます。

9つの矢印は利食いまでのカウントダウン


9つの矢印は、トレンドの方向性を示す6つと、トレンドの勢いを示す3つで構成されています。5本のラインが主にエントリー用だったのに対し、矢印は利を伸ばすために使用します。

このインジケーターの最大の強みは、利を徹底的に伸ばし大相場を取れること。採用されている複数のテクニカル指標は、絶妙なタイミングで反応するように厳選された組み合わせです。

6つの矢印でトレンドの方向性を読む

  1. HKN: 平均足
  2. DMA: Displaced Moving Average (DMA)
  3. SAR: パラボリックSAR
  4. TKN: 転換線
  5. KJN: 基準線
  6. STR: SuperTrend
左側6つの矢印はチャートに表示している5本のラインに平均足を足したものです。多くの場合、上から順に点灯していきます。

新しいトレンドが生まれた時に、その方向性が確立されたかどうかを判断するのに役立ちます。トレンドが確立した後は、次の3つの矢印で利食いのタイミングを見極めます。

3つの矢印でトレンドの勢いを計る

  1. BND: ボリンジャーバンド(バンドウォーク)
  2. RTP: R-Trend Power Index
  3. TPI: Trend Power Index
右側3つの矢印は、トレンドに勢いがついてくると点灯します。こちらも多くの場合、上から順に点灯していきます。

BNDはボリンジャーバンドがバンドウォークを始めると点灯します。RTPとTPIはオリジナルのテクニカル指標で、利食いのタイミングを測るために開発したものです。

矢印が3つとも点灯している間は利食いを我慢し、ポジションを引っ張ります。大抵6つの矢印も同じ方向に点灯しているので、9つとも点灯している間は、と考えてもいいでしょう。

この時トレンドは過熱した状態にあり、セリング・クライマックスやバイイング・クライマックスと呼ばれる一段の伸びを示すことがよくあります。利食いを始めるのはこのタイミングからです。

増し玉を重ねて膨らんだポジションを徐々に利食っていき、TPIが終値ベースで消灯する辺りでスクエアにします。逆にトレンドがまだ続くようなら、再びポジションを膨らませていきます。

使い方

当インジケーターは、マニアックなトレンドフォロー派トレーダー向けの商品です。マニアの楽しみを奪わないために、敢えて自由度を残した説明文となっております。

どのシグナルに従うのか、どのくらいのペースで増し玉していくのか、利食いや損切りをどうコントロールするのか。楽しめる部分は数多くありますので、ぜひ至高の戦術を求めて研究してください。

注意点

マニアックでない方やトレンドフォロー派でない方が使用した場合、副作用を生じるおそれがあります。次のような症状が出た場合には、ただちに使用を中止してください。
  • 証拠金アラートの耳鳴りがする
  • 追撃しすぎて人差し指が腱鞘炎になった
  • どん底を売ってしまった夢で目が覚める
  • 安全なレンジ相場へ帰りたい

パラメーター

個々のテクニカルのパラメーターは、シグナルの発生タイミングや順序のために最適化されており、変更はできません。

サブウィンドウに表示するには、サブウィンドウにインジケーターを表示した状態でArrowDrawPosをSubwindow 1~6を指定してください。

FadeOnReversalをtrueに設定すると、トレンドが転換した時にそれまでのラインが消えます。多数のラインがチャート上に表示されても邪魔にならないための機能です。

パラメーター名デフォルト値説明
DrawLinestrueラインを表示するかどうか
ArrowDrawPosTop矢印の表示位置
ArrowSize1矢印の大きさ
FadeOnReversaltrueトレンド転換時にラインを消すかどうか
UpColorRoyalBlue上昇の色
DownColorCrimson下落の色
NeutralColorGray中立の色
ダウンロード
執拗にトレンドを追いかける、Trend Maniac
最新バージョン: Ver 1.04 (2016.4.2)

fx-onからダウンロードDLmarketからダウンロード
Trend Maniac.ex4

18 件のコメント:

  1. MACDと合わせてMに出すにはどうすればいいんでしょう?

    2画面目の画像通りのはなりますが

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    1. ご質問ありがとうございます。
      サブウィンドウに表示するためには、MACDなどをサブウィンドウに表示した状態で、ArrowDrawPosをSubwindowに設定してセットしてください。

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  2. ありがとうございます。
    どれも、レベルの高いインジでびっくりです。

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  3. このインディケータが対応する時間軸が知りたいのですが。ご教示願えますでしょうか。

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    1. ご質問ありがとうございます。
      どの時間軸でも使用できますが、長めの時間軸のほうが増し玉や利食いの判断を行いやすいため、利を伸ばすというというインジケーターの目的によりマッチしていると思います。

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    2. なるほど、長い時間足のほうがノイズが少ないという原理に従うわけですね。
      ありがとうございました。

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  4. SuperTrendなのですが、ネットでぐぐるとCCIとATRを組み合わせた指標ということですが、どういう計算式で描かれているのか今ひとつわかりません。
    インジケーター開発者様ならどのような計算式で描かれたのかご存知だと思います。
    あとRTPとTPIはオリジナルの指標とのことですが、こちらもどのような計算式でトレンド判定されておられるのでしょうか。
    ぜひご教授お願い致します。

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    1. ご質問ありがとうございます。
      SuperTrendの計算式は次の通りです。
      赤ライン=(高値+安値)/2 + a*ATR
      青ライン=(高値+安値)/2 - a*ATR(a:係数、ATR:Average True Range)
      RTPとTPIの計算式は公開しておりません。

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  5. 早速のレスありがとうございました。
    RTPとTPIについてはわかりました。それぞれお考えがおありでしょうから理解します。
    SuperTrendの計算式ですが、まだイマイチわかりません。
    固定されたパラメーターから察するに10本の高安の中値ならば一目の基準線みたいな考えなのでしょうか?ATRも10本*3?
    CCIはどう絡んでくるのでしょうか?
    しつこいですが、何卒よろしくお願いいたします。

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    1. 高値と安値から計算されるところは一目均衡表と似ていると思います。ATRの期間と係数はパラメーターですが、10日と3が一般的です。CCIは計算に使用しません。

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    2. あ、そうなんですか~、ネットでぐぐった奴ではCCIとかあったのでてっきり使ってるのかと思ってました。
      あとはパラボリックみたいな考え方で、終値がラインを割ったら反対側のラインを表示するというロジックなのは確認しました。
      お騒がせして申し訳ありませんでした。ブログ主様のインジはどれも素晴らしいですね。
      今後は有料インジの導入も検討させていただきますw

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  6. お世話様です。こちらのインジをダウンロードさせて頂き、FXTF Version:4.00 Build 1031にインストールしたのですが、サブウインドウに表示されません。4キャンドルの方も同時にインストールしたのですが、こちらは平均足を選択しても通常のローソクのまま変化がありません。自己解決できそうもないのでこちらを借りて質問させて頂きました。

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    1. ご利用いただきありがとうございます。

      Trend Maniacをサブウィンドウに表示する際には、サブウィンドウに何かインジケーターを表示した状態で、パラメーターArrowDrawPosにサブウィンドウ番号を指定してください。該当するサブウィンドウがない場合は、指定が無効になります。

      4-Color Candlestickは、設定画面でテクニカルを指定したのち、時間軸を切り替えると反映されます。

      もし解決しない場合は、お手数ですが、エキスパートタブのメッセージをご投稿ください。

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    2. 早速のご返答ありがとうございます。TrendManiac(subwin)を設定すると「Trend Maniac(subwin)通貨名、時間足名:initializedとなります。4-colorも同様にinitializedとなります。ブログに掲載されているようにローソク足の見た目で平均足赤、青のみというように設定したいのですが反映されません。。。

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    3. Trend Maniacのサブウィンドウ版に不具合があり、修正いたしました。お手数ですが、fx-onもしくはDL marketから再ダウンロードしてください。

      4-Color Candlestickの方は、4色表示はできるが2色表示にしたいということでしょうか?その場合は、パラメーターStronUpColorとWeakDownColor、WeakUpColorとStrongDownColorをそれぞれ同色に設定してください。そもそもローソク足が表示されない場合は、インジケーターを終了させたのち、ファイル->データフォルダを開く->Filesにある4-Color Candlestick.cnfというファイルを削除してください(設定がリセットされます)。

      もし改善されない場合は、以下の方法でスクリーンショットのリンクをご投稿ください。

      <スクリーンショットの撮り方>
      MT4のウィンドウを最大化し、チャートとエキスパートタブのメッセージ全てが画面に表示されるようにしてください。
      「チャートを右クリック -> 画像として保存 -> 作業中のワークスペース」でスクリーンショットを撮ることができます。
      「画像をオンラインで~」にチェックを入れるとURLを取得できますので、投稿メッセージに貼りつけてください。

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  7. ありがとうございます。今出先なので帰宅次第取り掛かります。お忙しい中丁寧にご返答くださいまして誠にありがとうございます。感謝です。

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  8. 9個の矢印のバッファー番号は10から18でしょうか

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    1. 申し訳ございませんが、プログラミングに関するご質問につきましてはお答えいたしかねます。

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