どれくらいマニアックなのかは言葉ではなかなか伝わらないかと思いますので、トレンドマニアを自負する方はぜひ一度お試しください。
連撃でポジションを積み上げ、利がのった瞬間を狩り取る
Trend Maniacは、チャート上に表示される5本のライン(エントリー用)と、サブウィンドウ等に表示される9種の矢印(利食い用)で構成されています。
チャート上の5本のラインは入れ替わり立ち代わりで売買シグナルを発し、怒涛の連撃を繰り出します。増し玉!増し玉!!増し玉っ!!!
徐々に追い詰められていくトレンドの命のカウントダウンをするかのごとく、9つの矢印がひとつまたひとつと灯っていきます。トレンドが散り際に一段の輝きを放ったところを、すかさず利食いします。
「緻密なポジションコントロールを行いつつ、矢印が一方向に揃って点灯するまでポジションを引っ張る」というのが、このインジケーターの戦術です。
ラインだけ表示したり、矢印だけ表示したりすることも可能です。また矢印の表示位置は、チャート上部/下部、サブウィンドウ右側から選ぶことができます。
5本のラインが追撃を重ねる
チャート上に表示されるのは、5本のテクニカル。華麗なチームプレイで追撃を重ね、トレンドを徹底的に追い詰めます。
- 先鋒: Displaced Moving Average (DMA)
- 次鋒: パラボリックSAR
- 中堅: 転換線
- 副将: 基準線
- 大将: SuperTrend
それぞれのテクニカル指標の使い方に特別なところはありません。ローソク足とライン、もしくはライン同士のゴールデンクロス/デッドクロス、ラインへ引き付けて押し目を作ったところ、などがシグナルとなります。
ラインが5本もあるため、売買シグナルが多く発生します。そのたびに増し玉をしたり一部を利食ったりしながら、徐々にポジションを膨らませていきます。
9つの矢印は利食いまでのカウントダウン
9つの矢印は、トレンドの方向性を示す6つと、トレンドの勢いを示す3つで構成されています。5本のラインが主にエントリー用だったのに対し、矢印は利を伸ばすために使用します。
このインジケーターの最大の強みは、利を徹底的に伸ばし大相場を取れること。採用されている複数のテクニカル指標は、絶妙なタイミングで反応するように厳選された組み合わせです。
6つの矢印でトレンドの方向性を読む
- HKN: 平均足
- DMA: Displaced Moving Average (DMA)
- SAR: パラボリックSAR
- TKN: 転換線
- KJN: 基準線
- STR: SuperTrend
新しいトレンドが生まれた時に、その方向性が確立されたかどうかを判断するのに役立ちます。トレンドが確立した後は、次の3つの矢印で利食いのタイミングを見極めます。
3つの矢印でトレンドの勢いを計る
- BND: ボリンジャーバンド(バンドウォーク)
- RTP: R-Trend Power Index
- TPI: Trend Power Index
BNDはボリンジャーバンドがバンドウォークを始めると点灯します。RTPとTPIはオリジナルのテクニカル指標で、利食いのタイミングを測るために開発したものです。
矢印が3つとも点灯している間は利食いを我慢し、ポジションを引っ張ります。大抵6つの矢印も同じ方向に点灯しているので、9つとも点灯している間は、と考えてもいいでしょう。
この時トレンドは過熱した状態にあり、セリング・クライマックスやバイイング・クライマックスと呼ばれる一段の伸びを示すことがよくあります。利食いを始めるのはこのタイミングからです。
増し玉を重ねて膨らんだポジションを徐々に利食っていき、TPIが終値ベースで消灯する辺りでスクエアにします。逆にトレンドがまだ続くようなら、再びポジションを膨らませていきます。
使い方
当インジケーターは、マニアックなトレンドフォロー派トレーダー向けの商品です。マニアの楽しみを奪わないために、敢えて自由度を残した説明文となっております。どのシグナルに従うのか、どのくらいのペースで増し玉していくのか、利食いや損切りをどうコントロールするのか。楽しめる部分は数多くありますので、ぜひ至高の戦術を求めて研究してください。
注意点
マニアックでない方やトレンドフォロー派でない方が使用した場合、副作用を生じるおそれがあります。次のような症状が出た場合には、ただちに使用を中止してください。- 証拠金アラートの耳鳴りがする
- 追撃しすぎて人差し指が腱鞘炎になった
- どん底を売ってしまった夢で目が覚める
- 安全なレンジ相場へ帰りたい
パラメーター
個々のテクニカルのパラメーターは、シグナルの発生タイミングや順序のために最適化されており、変更はできません。サブウィンドウに表示するには、サブウィンドウにインジケーターを表示した状態でArrowDrawPosをSubwindow 1~6を指定してください。
FadeOnReversalをtrueに設定すると、トレンドが転換した時にそれまでのラインが消えます。多数のラインがチャート上に表示されても邪魔にならないための機能です。
パラメーター名 | デフォルト値 | 説明 |
---|---|---|
DrawLines | true | ラインを表示するかどうか |
ArrowDrawPos | Top | 矢印の表示位置 |
ArrowSize | 1 | 矢印の大きさ |
FadeOnReversal | true | トレンド転換時にラインを消すかどうか |
UpColor | RoyalBlue | 上昇の色 |
DownColor | Crimson | 下落の色 |
NeutralColor | Gray | 中立の色 |
ダウンロード
執拗にトレンドを追いかける、Trend Maniac 最新バージョン: Ver 1.04 (2016.4.2) GogoJungleからダウンロード Trend Maniac.ex4 |
MACDと合わせてMに出すにはどうすればいいんでしょう?
返信削除2画面目の画像通りのはなりますが
ご質問ありがとうございます。
削除サブウィンドウに表示するためには、MACDなどをサブウィンドウに表示した状態で、ArrowDrawPosをSubwindowに設定してセットしてください。
ありがとうございます。
返信削除どれも、レベルの高いインジでびっくりです。
このインディケータが対応する時間軸が知りたいのですが。ご教示願えますでしょうか。
返信削除ご質問ありがとうございます。
削除どの時間軸でも使用できますが、長めの時間軸のほうが増し玉や利食いの判断を行いやすいため、利を伸ばすというというインジケーターの目的によりマッチしていると思います。
なるほど、長い時間足のほうがノイズが少ないという原理に従うわけですね。
削除ありがとうございました。
SuperTrendなのですが、ネットでぐぐるとCCIとATRを組み合わせた指標ということですが、どういう計算式で描かれているのか今ひとつわかりません。
返信削除インジケーター開発者様ならどのような計算式で描かれたのかご存知だと思います。
あとRTPとTPIはオリジナルの指標とのことですが、こちらもどのような計算式でトレンド判定されておられるのでしょうか。
ぜひご教授お願い致します。
ご質問ありがとうございます。
削除SuperTrendの計算式は次の通りです。
赤ライン=(高値+安値)/2 + a*ATR
青ライン=(高値+安値)/2 - a*ATR(a:係数、ATR:Average True Range)
RTPとTPIの計算式は公開しておりません。
早速のレスありがとうございました。
返信削除RTPとTPIについてはわかりました。それぞれお考えがおありでしょうから理解します。
SuperTrendの計算式ですが、まだイマイチわかりません。
固定されたパラメーターから察するに10本の高安の中値ならば一目の基準線みたいな考えなのでしょうか?ATRも10本*3?
CCIはどう絡んでくるのでしょうか?
しつこいですが、何卒よろしくお願いいたします。
高値と安値から計算されるところは一目均衡表と似ていると思います。ATRの期間と係数はパラメーターですが、10日と3が一般的です。CCIは計算に使用しません。
削除あ、そうなんですか~、ネットでぐぐった奴ではCCIとかあったのでてっきり使ってるのかと思ってました。
削除あとはパラボリックみたいな考え方で、終値がラインを割ったら反対側のラインを表示するというロジックなのは確認しました。
お騒がせして申し訳ありませんでした。ブログ主様のインジはどれも素晴らしいですね。
今後は有料インジの導入も検討させていただきますw
お世話様です。こちらのインジをダウンロードさせて頂き、FXTF Version:4.00 Build 1031にインストールしたのですが、サブウインドウに表示されません。4キャンドルの方も同時にインストールしたのですが、こちらは平均足を選択しても通常のローソクのまま変化がありません。自己解決できそうもないのでこちらを借りて質問させて頂きました。
返信削除ご利用いただきありがとうございます。
削除Trend Maniacをサブウィンドウに表示する際には、サブウィンドウに何かインジケーターを表示した状態で、パラメーターArrowDrawPosにサブウィンドウ番号を指定してください。該当するサブウィンドウがない場合は、指定が無効になります。
4-Color Candlestickは、設定画面でテクニカルを指定したのち、時間軸を切り替えると反映されます。
もし解決しない場合は、お手数ですが、エキスパートタブのメッセージをご投稿ください。
早速のご返答ありがとうございます。TrendManiac(subwin)を設定すると「Trend Maniac(subwin)通貨名、時間足名:initializedとなります。4-colorも同様にinitializedとなります。ブログに掲載されているようにローソク足の見た目で平均足赤、青のみというように設定したいのですが反映されません。。。
削除Trend Maniacのサブウィンドウ版に不具合があり、修正いたしました。お手数ですが、fx-onもしくはDL marketから再ダウンロードしてください。
削除4-Color Candlestickの方は、4色表示はできるが2色表示にしたいということでしょうか?その場合は、パラメーターStronUpColorとWeakDownColor、WeakUpColorとStrongDownColorをそれぞれ同色に設定してください。そもそもローソク足が表示されない場合は、インジケーターを終了させたのち、ファイル->データフォルダを開く->Filesにある4-Color Candlestick.cnfというファイルを削除してください(設定がリセットされます)。
もし改善されない場合は、以下の方法でスクリーンショットのリンクをご投稿ください。
<スクリーンショットの撮り方>
MT4のウィンドウを最大化し、チャートとエキスパートタブのメッセージ全てが画面に表示されるようにしてください。
「チャートを右クリック -> 画像として保存 -> 作業中のワークスペース」でスクリーンショットを撮ることができます。
「画像をオンラインで~」にチェックを入れるとURLを取得できますので、投稿メッセージに貼りつけてください。
ありがとうございます。今出先なので帰宅次第取り掛かります。お忙しい中丁寧にご返答くださいまして誠にありがとうございます。感謝です。
返信削除9個の矢印のバッファー番号は10から18でしょうか
返信削除申し訳ございませんが、プログラミングに関するご質問につきましてはお答えいたしかねます。
削除sessionEXを使わせていただいてとても重宝しております!
返信削除ありがとうございます!
今回trend maniacをmt4に導入しようとしましたが、データフォルダに入れ、再起動しても反映されません。どのようにしたらよろしいでしょうか?
ご教示ください。
ちなみにbuild1090です。
よろしくお願いします‼
ご利用いただきありがとうございます。
削除Expertsフォルダなど別のフォルダに入れていないでしょうか?インジケーターはIndicatorsフォルダに配置します。
早速のご回答ありがとうございます‼
削除もちろんindicatorsフォルダに入れています!
入れ直してみましたが、やはり反映されません、、、
よろしくお願いいたします。
エキスパートタブに表示されているエラーメッセージを教えていただけますでしょうか?
削除フォルダ内にはあるんですが、ナビゲーターに表示されないんです。
削除なのでエラーメッセージは出ていません、、、
Build 1090でも動作を確認しています。
削除ナビゲーターに表示されないのは配置するフォルダが違っているからだと思います。
ファイル -> データフォルダを開く -> mql -> indicatorsフォルダに入っていることを確認してみてください。
Build1090でも動作しているのですね。
返信削除確認しましたが、やはり、indicatorsフォルダに入っています。
同じフォルダな入っているsession EXはナビゲーターに表示されるのですが、、、
そうなると残念ながら表示されない原因は不明です。
削除わかりました。
削除お忙しいのにありがとうございました!
注意点を読んで思わず吹き出してしまいました。頭脳明晰な上にウィットのセンスもあるなんて、大尊敬です。
返信削除このインジゲータの9つの色が点灯したらアラートやメール来るようにほしいのですが、作成とか可能ですか
返信削除いつも優良のインジケーターを提供くださり、ありがとうございます。
返信削除トレード使わせていただいております。
ご質問なのですが、各ラインの色を変えたたいのですが、どの色がどの線か教えて頂きたいです。
何卒よろしくお願いします。
ご利用いただきありがとうございます。
削除色設定の画面で上から順に
DMA up/down
転換線 up/down
基準線 up/down
SuperTrend up/down
パラボリック up/down
となっております。
お忙しい中、ご回答くださりありがとうございます!
返信削除これからも使わせていただきます!