今回はATRにローソク足を組み合わせた4色ローソク足です。
大きく動いた足に注目して、その後の動きを読む!
足の長短に注目するのはテクニカル分析の基本ですが、長いか短いかはどのように判断すればいいのでしょうか?いくつか考え方がありますが、ひとつの基準がATRです。
ATR(Average True Range)はローソク足の長さの平均値のことで、ATR以上なら長い足、ATR以下ならば短い足と言えるのです。
- 陽線 × ATR以上 = 強い陽線(白)
- 陽線 × ATR以下 = 弱い陽線(グレー)
- 陰線 × ATR以下 = 弱い陰線(ピンク)
- 陰線 × ATR以上 = 強い陰線(赤)
ATRを超えて動いた足に関しては2つの考え方ができます。
- 平均値幅を超えたのは大きな売りや買いが入ったから → 増し玉・順張り
- 平均値幅を超えたのだから、この後はあまり動かないだろう → 利食い・逆張り
状況により、どちらも正解となりえます。強力なファンダメンタルズ要因が背景にある場合や、トレンドラインをブレイクした場合は順張りでついていった方がいいでしょう。一方、値動きの勢いが失われたならば、反動の損切を利用して逆張りで攻めるのもありです。
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使い方
デフォルトパラメーターのままチャートにセットするだけで使用できます。インジケーターをチャートにセットする順番によって、移動平均など他のインジケーターのラインが表にかぶるか、裏にまわるかが決まります。お好みで調整してください。
パラメーター
Alphaを調整すると、ATRのAlpha倍を閾値として色分けすることができます。パラメーター名 | デフォルト値 | 説明 |
---|---|---|
Period | 14 | ATRの期間 |
Alpha | 1.0 | ATRの係数 |
StrongUpColor | White | 強い陽線の色 |
WeakUpColor | Gray | 弱い陽線の色 |
WeakDownColor | Salmon | 弱い陰線の色 |
StrongDownColor | Red | 強い陰線の色 |
ダウンロード
ATR × ローソク足、ATR Candlestick 最新バージョン: Ver 1.01 (2016.7.6) ATR Candlestick.ex4 |
本当に連投&細かい話ですみませんw
返信削除このインジはn期間のATRと当日の「高安の値幅の絶対値」を比べてるのか、当日の「トゥルーレンジ(TR)」を比べてるのか、どちらなのでしょうか?
当日の高値・安値の差とATRを比較しています。
削除ありがとうございました。
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