2012年頃から2000代前半をうろついていたのですが、昨年8月に5年間続いた長大な下落トレンドラインをブレイクし、今では4000代にまで上昇しています。
金融緩和合戦を続ける各国に負けず中国も金融緩和を行っていることや、中国が主動するAIIB(アジアインフラ投資銀行)への期待などがその要因です。
上海株が急騰!中国経済は減速しているのにナゼ?
これからどうなる?
最近の中国は経済成長に陰りが見え始めているにも関わらず、経済刺激のための政策への期待だけで逆に株価が急上昇するというのは、どうにも不自然な状況です。歴史的に見れば、実体と乖離した値動きをした相場はいずれ修正されています。バブル的な急上昇なので、この動きが長期的に続くことは考えにくいです。しかし2006年前半から2007年後半にかけて1200から6000まで一気に吹き上がったことを踏まえれば、値幅的にも期間的にもまだまだ持続する可能性はあります。上に挙げたファンダメンタルズ的な要因も持続しています。
先週は調整が入り下落していますが、下げ止まって再び上がっていくようなら5000、6000と上を目指していく展開もあり得ます。逆に月足ベースでもう2本くらい長大陰線がついて、3500を割り込むようなら、6000を超える勢いを再びつけるのは難しいでしょう。
下げ止まるところを確認してから、「高値で買って、さらに高値で売る」を狙いたいところ。
週足チャート
月足チャート
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